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安全衛生 環境報告書 | 環境・社会 | レンゴー株式会社

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Academic year: 2018

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強度率:災害の程度の軽重を表す指標で、1,000延べ実労働時間当たりの労働損失日数 出所:厚生労働省「労働災害動向調査」

0.4 0.3 0.2 0.1 0

(年) 2012   2013  2014  2015  2016    ●レンゴー ■パルプ・紙・紙加工業 製造業

0.06 0.10 0.17

0.10

0.06 0.09 0.19

0.35

0.04 0.05

0.38

0.02 0.04 0.06 0.07

労使が一体となった健全な職場づくり

労働災害の発生状況と撲滅に向けて

労使が協力し、全ての従業員が健康で安心して働くこ とができる職場にすることを目指し、さまざまな安全衛生 活動を行っています。その一つとして、独自で構築した安 全衛生マネジメントシステムを運用して、安全衛生の継続 的なレベルアップにつなげています。特に、死亡などの 重大災害は本人や家族、会社にとって取り返しのつかな いことであり、絶対に発生させないという考えのもと、重 大災害につながる作業や危険箇所を特定し、リスクの除 去と低減を図り、重大災害を未然に防ぐことに注力してい ます。また、協力会社も含め全ての従業員に対し安全衛 生教育を行い、ルールを守ることや相互注意の大切さを 認識させるとともに、定期的に健康診断、健康相談を実 施し、疾病の予防と早期発見に努めています。

全国の事業所・工場では安全を最優先とした生産活 動を行い、休業度数率と強度率はパルプ・紙・紙加工 業や製造業の平均と比べ良い状況にありますが、まだ満 足できるものではありません。そのため、今後も労使が 一体となり、労働災害撲滅に向けてリスクアセスメント、 危険予知活動、安全衛生パトロール、安全衛生教育な どに取り組んでいきます。

2016年度 安全衛生活動方針

1. 安全衛生基本方針

働く人達の健康と安全の確保は会社経営の基盤である との理念のもとに、労使が協力して安全衛生最優先の 職場風土を醸成する。職場に潜在する危険、有害要因を 排除し、労働災害を撲滅して健康で安全な職場をつくる。

2. 目標 「災害の撲滅」

3. 安全魂 「油断大敵」

4. スローガン「安全意識と相互注意でルールを守り、

みんなで作ろう安全職場!」 5. 重点実施項目

「重大災害の撲滅」に向けて、重大災害につながるリス クの除去と低減を図る。

▶強度率の推移

▶安全衛生体制図

(本社)

(事業所・工場)

CSR委員会

環境・安全衛生部

総務部 安全衛生委員会

(事業部・部門)

事業部長・部門長

従業員 総括安全衛生管理者 (事業所長・工場長)

安全衛生委員会

安全管理者 衛生管理者

当社では段ボールを通して循環型社会の大切さを学んで いただき、当社の事業活動への理解をより深めていただく ことを目的に、小学生から社会人まで幅広い年代の方々 の工場見学を受け入れています。地域の小・中学校から の多くの訪問とともに、自治体やNGO、企業からの受入 れも積極的に行っています。2016年度は、1,000名以 上の方々が全国各地の当社の工場を見学されました。

当社は NPO 法人ごみじゃぱんの活動を支援してい ます。ごみじゃぱんでは、包装ごみの少ない商品を選ぶ 買い物基準を普及させ、日本のごみを減量するプロジェク ト「減装ショッピング」を、神戸大学の学生を中心とした 産官学民の協働によって行っています。当社はパッケージ ングメーカーの立場から包装減量化に向けた取組みに参 画しています。

工場見学の受け入れ

NPO法人との協同活動

工場見学の様子

出前授業の風景 次世代を担う子どもたちに向け、従業員が講師となっ て環境の大切さを伝える「出前授業」を展開しています。 2010年度から、段ボールの名前の由来や強さの秘密、 高 いリサイクル率やそれを支えている分別・回収の大切さな どを分かりやすく教える「段ボールおもしろ教室」に加え、 2012年度からは児童にセロファンの特性を理解してもら うための「ものづくり出前講座“セロファンのふしぎ”」も 新たに開講しています。2016年度はこれら二つの出前授 業を14回実施し、600名以上の児童が受講しました。

出前授業

全ての従業員の健康と安全の確保が最も重要であるという理念のもと、

全社挙げてさまざまな安全衛生活動を展開し、安心して働くことのできる職場づくりを目指しています。

安全衛生

社会とともに

企業市民として地域社会に貢献するために、次世代育成支援や電力供給・災害時対策への寄与など、 全国の事業所・工場でさまざまな活動を展開しています。

地域社会貢献活動

社会とともに

私は出前授業の問い合わせ窓口や講師を担当しています。私が講師を務める際には対 象年齢にあわせて言葉づかいを変えたり、できるだけ多くの質問を投げかけ、コミュニ ケーションを取りながら教室が和むように心掛けています。

授業では、講義のほかに実際に段ボールに触れ、温かみや加工のしやすさを感じても らえる時間をつくり、平面の段ボールシートから立体の造形物を作る楽しさを体験して もらっています。段ボールがアートにもなり、大きな作品やいろいろな形態に姿を変え ていくことは新鮮な驚きのようで、目をキラキラさせて競い合うように組み立てる姿を 見ていると、私まで楽しい気持ちになります。

授業を通じて、身近に当たり前にある段ボールのことをあらためて知ってもらうと 同時に、手づくりの楽しさを感じてもらえれば、これほどうれしいことはありません。 VOICE

出前授業に参加して

飯山 治彦

淀川工場 動力課 主任

(左から2番目)

VOICE

淀川工場での無災害の経験を生かす

このたび、「平成28年度 安全優良職長厚生労働大臣顕彰」を受賞しました。長年にわたり 無災害を継続していくには、安全規則や作業標準などの基本を守り、何事も確認を行うことが 重要です。「大丈夫だろう」ではなく、「危険かもしれない」と意識した作業を心掛けています。

事故の原因となりがちなのは、勘違いや思い込みによる作業です。「現場に行く」、「よく見 る」そして、「現場で担当者と情報交換をする」ことで情報を正確に把握することができ、 原因の究明や災害防止につなげることができたと思います。

淀川工場は、2017年度末で閉鎖となります。淀川工場での安全への取組みは、諸先輩方の 経験や努力の積み重ねにより、ルール化されてきました。新たな配属先でも、これまで培った 経験を生かして無災害を継続するとともに、将来を担う若手従業員にも無災害の大切さを伝え ていきたいと考えています。

長井 絵里子

広報部広報課

 SDGsとの関連性 ▶

▶累計実施回数の推移

60 90

30

0

(回)

2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016  (年度) 1

35 47

72 58

25 17

 SDGsとの関連性 ▶

参照

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